
帝王切開でも産後ケアは必要?理学療法士がわかりやすく解説
2026年07月13日 15:13
帝王切開でも骨盤矯正は必要?答えは「はい」です
「帝王切開だったから骨盤は開いていないですよね?」
このようなご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、帝王切開で出産された方も骨盤ケアは必要です。
「赤ちゃんが産道を通っていないから骨盤は変化していない」と思われがちですが、実際には妊娠中から出産後にかけて、お身体にはさまざまな変化が起こっています。
妊娠中から骨盤には大きな変化が起こっています
妊娠すると、「リラキシン」というホルモンの影響で、骨盤まわりの靭帯や関節は少しずつ柔らかくなります。
これは赤ちゃんを育て、出産に備えるために必要な自然な変化です。
この変化は経腟分娩だけでなく、帝王切開で出産される方にも起こります。
そのため、帝王切開だから骨盤に負担がかからないというわけではありません。
帝王切開後は体への負担が大きくなりやすい
帝王切開は腹部を手術するため、傷の痛みから無意識に体をかばう姿勢になりやすくなります。
例えば、
前かがみの姿勢が続く
左右どちらかに体重をかけるクセがつく
腹筋がうまく使えず腰に負担が集中する
抱っこや授乳で肩や背中が張る
このような状態が続くことで、腰痛や股関節痛、肩こり、恥骨痛などにつながることも少なくありません。
産後ケアってどんな事をするの?
「帝王切開後に産後ケアを受けても大丈夫ですか?」
と不安に思われる方もいらっしゃいます。
当院では、傷口の状態や回復具合を確認しながら、お身体に負担の少ない施術を行っています。
また、産後ケアとは単に骨盤まわりを整えるだけではありません。
骨盤まわりの筋肉のバランスを整える
股関節や背骨の動きを改善する
インナーマッスルが働きやすい状態をつくる
正しい姿勢や体の使い方を身につける
このように、お身体全体のバランスを整えることが目的です。
帝王切開後はいつから受けられる?
一般的には、傷の回復が進み、医師から日常生活の制限がなくなった頃を目安に始める方が多くいらっしゃいます。
ただし、回復のスピードには個人差があります。
無理に早く始める必要はありませんので、不安な場合は医師に相談したうえでご来院ください。
「もう何年も経っているから遅い」はありません
「出産して数年経ってしまったから、今さら骨盤矯正を受けても意味はないですか?」
このご質問もよくいただきます。
産後数年経っていても、姿勢や筋肉のバランスを整えることで、腰痛や肩こり、股関節の痛みなどが改善するケースは多くあります。
「もう遅い」と諦める必要はありません。
お悩みの方はぜひご相談ください。
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