
冬に腰痛が悪化しやすい理由
2025年12月09日 15:30
冬に腰痛が悪化しやすい理由
冬になると「腰が重い」「朝起きると痛い」「座っていると余計つらい」など、腰痛の相談が急増します。
実際、季節の変化の中でも冬は特に腰痛が悪化しやすい時期。
今回は、理学療法士の視点から、冬に腰痛が悪化する原因と、整体でできる対策をご紹介します。
なぜ冬は腰痛が悪化しやすいのか?
1. 身体が冷えると筋肉が硬くなる
冷えると体は熱を逃がさないように筋肉をぎゅっと縮ませます。
特に腰まわりの筋肉は姿勢を支えるため常に働き続けており、冷えによってさらに緊張が強まりやすい部位です。
筋肉が硬くなる
血流が悪くなる
老廃物が溜まり、痛みが出やすくなる
という悪循環が起こり、いつもより腰の重だるさや痛みを感じやすくなります。
2. 血行不良による酸素不足
冷えは血管を収縮させるため、どうしても血流が悪くなりやすいです。
血行が低下すると、筋肉に届く酸素量が減り、疲労が回復しにくい状態に。
理学療法士の臨床でも
「冬になると筋肉の緊張が高く、軽い動作でも痛みが出やすい」
というケースはとても多く見られます。
3. 活動量の低下と姿勢の崩れ
冬はどうしても動く量が減り、同じ姿勢でいる時間が長くなりがち。
特に
コタツやソファで丸まりやすい
デスクワーク中に肩をすくめてしまう
寒くて歩幅が小さくなる
など、腰に負担のかかる姿勢が増えることで痛みが悪化します。
4. 朝が特につらいのは「体温低下と動いていないので固まっている事」が原因
睡眠中は体温が下がるため、朝起きた瞬間は筋肉が一番冷えて硬くなっています。
その状態でいきなり立ち上がったり、重いものを持つと腰を痛めやすくなるため注意が必要です。
リロット整体院でできる冬の腰痛対策(理学療法士の視点)
1. 深層筋の硬さを取る施術
腰痛の原因となりやすい
腰方形筋
腸腰筋(インナーマッスル)
お尻まわり(中殿筋・梨状筋)
などを丁寧にゆるめ、冷えで縮んだ筋肉を整えます。
深層筋が緩むと血流が一気に改善し、腰がポカポカしてくることも。
2. 可動域を広げて“動ける身体”に
冬の腰痛は動きが少なる事で、関節の動く範囲も狭くなりがち。
関節の可動域を広げる調整を行うことで
動き始めの痛み
長時間座った後の痛み
が軽減され、日常生活がかなり楽になります。
3. 血行改善のための呼吸・姿勢調整
理学療法士として重視しているのが「呼吸と姿勢」。
胸郭・肋骨の動きが硬いと、呼吸が浅くなり横隔膜が働かず血流も低下します。
施術では、呼吸がしやすくなるよう胸まわりの動きを改善し、
冷えにくい体へ導きます。
冬こそ、腰のケアを丁寧に
冬の腰痛は冷え・血行不良・筋緊張・姿勢の乱れが重なって起こります。
痛みを我慢していると筋肉がどんどん硬くなり、春先まで不調が続くことも。
冬がつらい方こそ、
理学療法士による専門的な整体で、硬くなった深層筋と姿勢を整えることが改善の近道です。
気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
**筋肉と関節のプロ理学療法士のリロット整体院**
最寄り駅:流山市初石駅徒歩1分
ご相談の多い疾患
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