
「朝起きると腰が痛い」原因と整体でできる対策って?
2025年12月04日 15:31
「朝起きると腰が痛い」原因と整体でできる対策とは?
朝ベッドから起き上がろうとした瞬間、腰がズキッ…
「昨日何かしたわけじゃないのに」「寝起きだけ痛い」とお悩みの方はとても多いです。
実は、朝の腰痛には特有の原因があり、日中の腰痛とはメカニズムが少し異なります。
今回は理学療法士の視点で、朝起きると腰が痛くなる理由と、その対策をご紹介します。
なぜ“朝”に腰痛が出やすいのか?主な3つの原因
① 睡眠中の姿勢が悪く、腰に負担がかかっている
・仰向けで足が伸びきっている
・高すぎ/低すぎる枕
・寝返りがうちにくい環境
これらは腰椎や骨盤が固定されやすく、筋肉がガチッと固まりやすい状態です。
寝返りが少ない人ほど朝の痛みを感じやすくなります。
② 筋肉や関節が“冷えている”
夜間は体温が下がるため、血流が悪くなり、
筋肉が硬くなった状態で朝を迎える → 起き上がる動作で痛む
という流れが起きます。
特に冬や冷房の効いた部屋で寝ている方は要注意。
③ 腰ではなく“骨盤・お尻・太もも”が硬い
腰そのものよりも、
お尻(梨状筋)
股関節周り
腸腰筋
太ももの裏(ハムストリングス)
これらの筋肉が硬いと、朝起き上がる時に一気に腰へ負担が集中します。
日中は動いて多少緩んでも、寝起きは筋肉が温まる前なので痛みが出やすいのです。
リロット整体でどのように改善する?
① 腰だけではなく全体のバランスを調整する
朝の腰痛は、骨盤の傾き・股関節の硬さ・背骨の可動性など、
体全体のゆがみが影響していることが多いです。
整体では腰を揉むだけでなく、
骨盤
股関節
背中・肩甲骨
首
などの動きも整えることで、腰への負担を根本から軽減します。
② 寝返りがしやすい体を作る
寝返りは、睡眠中に体をリセットするための大切な動きです。
整体では、背骨や股関節の可動性を広げ、スムーズに寝返りができる体に整えていきます。
寝返りが増えると、朝のこわばりが大幅に減ります。
③ 深層筋・筋膜の緊張をゆるめる
整体ならではのアプローチとして、
腰深部の筋肉(腸腰筋など)や、筋膜の硬さを丁寧にゆるめていきます。
これにより、
朝の「伸びる瞬間の痛み」や「起き上がりのズキッ」が出にくい状態がつくられます。
自宅でできる、朝腰痛のセルフケア
① 寝る前に股関節まわりを軽くほぐす
・お尻のストレッチ
・太ももの裏ストレッチ
・軽い骨盤回し
② 寝起きにがばっといきなり起き上がらない
1)仰向けで膝を立てる
2)左右にゆっくり倒す
3)横向きになって腕で支えながら起きる
この“横向き→起き上がり”の動作だけで腰への負担が減り痛みが軽減します。
③ 体を温めて硬くなった筋肉を緩める
体をしっかりと温めることで筋肉が緩み、痛みが出づらくなります
・入浴時に浴槽でシッカリ温まる
・湯たんぽを使用する
**筋肉と関節のプロ理学療法士のリロット整体院**
最寄り駅:流山市初石駅徒歩1分
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