
帝王切開でも産後ケアは必要?
2025年11月19日 15:04
帝王切開後でも整体は受けていいの?
「帝王切開だと整体は受けない方がいいのかな?」
「傷口があるから不安…」
そんなご相談を多くいただきます。
結論からお伝えすると、
帝王切開後でも、骨盤の緩みはあるのでむしろ受けた方が良いです。
しかも帝王切開特有の不調を軽減できるメリットもあるんです。
この記事では、帝王切開後の整体が“なぜ良いのか”“いつから受けられるのか”を分かりやすく解説します。
帝王切開後の身体はどうなっている?
帝王切開は腹部の筋肉や皮膚を切開するため、産後もお腹まわりの筋肉が働きにくくなり、
・姿勢の崩れ
・腰痛
・股関節の不調
・骨盤の動きの悪さ
などが出やすくなります。
また、傷周りのツッパリ感や引きつれ、冷え、むくみなどを訴える方も少なくありません。
整体を受けることで期待できること
帝王切開後の整体は、決して強い刺激を加えるものではなく、
“身体の回復に寄り添いながら整えるケア” が中心です。
① 姿勢が整い、腰痛・肩こりが軽減
お腹の筋肉が使いづらい分、腰や背中の負担が増えやすい時期。
骨盤・背骨を整えることで、無理のない姿勢を取りやすくなり、痛みの軽減が期待できます。
② 呼吸がしやすくなる
帝王切開後はお腹の緊張が強く、浅い呼吸になりがち。
整体で肋骨まわりや背中を緩めると、呼吸が深くなり楽に呼吸が出来るようになります。
③ 傷周りの引きつれ・ツッパリ感が軽くなる
傷の周辺は組織が硬くなりやすいため、優しい手技で周囲の筋膜の動きをサポートします。
「お腹の突っ張りが楽になった」と感じる方が多いポイント。
④ 体型改善にもプラス
帝王切開だから骨盤がゆがまない、というわけではありません。
妊娠による骨盤周りの筋肉の緩みや歪みを整えることで
ぽっこりお腹の改善にも良い影響があります。
帝王切開後の整体は「いつから」受けられる?
目安は 医師の許可が出てから。
一般的には
産後4〜8週間以降 がひとつの基準ですが、
術後の経過やお身体の状態によって変わるため、まずは産院で確認いただくのが安心です。
当院では、
「まずは痛みなどについての詳しいカウンセリング」
「傷周りは触れず、負担のない部位から」
など、お一人ずつ回復段階に合わせて施術を進めています。
注意したいポイント
以下に当てはまる場合は、すぐに整体を受けず、まず医療機関へご相談ください。
・傷口の痛み・腫れ・赤みが強い
・発熱、感染の疑いがある
・医師から運動や施術を止められている
・急性の痛みがある
状態が落ち着いていれば、整体は無理のない範囲で安全に受けられます。
まとめ:帝王切開後の整体は「負担を減らし、回復を助けるケア」
帝王切開後の身体は、とても頑張った状態。
だからこそ、ゆっくり整えるケアが大切です。
帝王切開だから整体を受けられない、ということはありません。
適切なタイミングで負担の少ない施術を受けることで、
痛みの軽減、姿勢の改善、動きやすさの回復につながります。
「傷が心配…」「受けても大丈夫かな?」
という方も、まずはお気軽にご相談くださいね。
安全で安心できるケアを心がけ、サポートさせていただきます。
**筋肉と関節のプロ理学療法士のリロット整体院**
最寄り駅:流山市初石駅徒歩1分
ご相談の多い疾患
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