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産後の尿漏れ、実は多い?

産後の尿漏れ、実は多い?

2025年12月18日 17:35

産後の尿漏れ、実はとても多いお悩みです

「くしゃみをした時に少し漏れる」
「抱っこで立ち上がる瞬間が不安」
「産後からトイレが近くなった気がする」

産後の尿漏れは、実は珍しいことではありません
出産を経験した女性の多くが、一度は感じるお悩みです。

ただし、「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、
数年後も続いたり、悪化してしまうケースもあります。

今回は、理学療法士の視点から
産後の尿漏れの原因と、整体でできるケアについて分かりやすくお伝えします。

産後に尿漏れが起こる主な原因

① 骨盤底筋のダメージ・弱化

妊娠・出産では、赤ちゃんの通り道となる骨盤底筋に大きな負担がかかります。

  • 妊娠中の子宮の容積増加

  • 出産時の筋肉の引き伸ばし

  • 帝王切開でも妊娠期間中の負荷

これらにより、骨盤底筋がうまく働かなくなり、
尿道を締める力が弱くなることで尿漏れが起こります。

② 骨盤のゆがみ・不安定さ

産後は骨盤が不安定な状態です。

骨盤に左右差が出ることで

  • 骨盤底筋に力が入りにくい

  • 腹圧をうまくコントロールできない

といった状態になり、
くしゃみ・咳・抱っこ時の尿漏れにつながります。

③ 腹筋との連動がうまくいっていない

尿漏れは「骨盤底筋だけ」の問題ではありません。

実は、

  • 腹横筋(インナーマッスル)

  • 横隔膜

  • 骨盤底筋

これらが連動して働くことがとても重要です。

産後はこの連動が崩れやすく、
「力を入れているつもりでも締まっていない」状態になりがちです。

自己流の骨盤底筋トレーニングに注意

「尿漏れ=とりあえず締める体操」
と思われがちですが、実は注意が必要です。

✔ 正しく力が入っていない
✔ 逆に力みすぎている
✔ お腹やお尻ばかり使っている

こうした状態では、
改善しない・違和感が出ることもあります。

理学療法士は、
「今、どの筋肉がどう使えているか」
を評価したうえでケアを行います。

理学療法士の整体でできる産後尿漏れケア

整体では、単に骨盤を整えるだけではありません。

骨盤・背骨の調整

骨盤や背骨の動きを整えることで、
骨盤底筋が働きやすい環境をつくります。

骨盤底筋が使いやすくなる体の土台づくり

  • 筋肉の再学習

  • 腹圧コントロール

  • 姿勢の調整

これにより、
「自然と締まる」「日常動作で漏れにくい」体を目指します。

生活動作へのアドバイス

尿漏れは、日常のクセが影響していることも多いです。

  • 抱っこの仕方

  • 立ち上がり動作

  • トイレの我慢癖

こうした部分も含めて、
無理のない改善方法をお伝えします。

産後の尿漏れは「我慢しなくていい」

「恥ずかしい」
「誰にも相談できない」

そう感じる方が多いですが、
産後の尿漏れは体からのサインです。

早めにケアすることで、
✔ 改善しやすい
✔ 将来のトラブル予防になる
✔ 安心して育児ができる

といったメリットがあります。


リロット整体院では産後ケアに関しては女性理学療法士が必ず対応させていただきます。

「これって相談していいのかな?」
そんな小さな不安こそ、お気軽にご相談ください。



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