
産後の骨盤のゆがみって放置するとどうなる?
2025年10月27日 12:09
産後の骨盤、なぜゆがむの?
出産時、赤ちゃんがスムーズに産道を通れるように、リラキシンというホルモンが分泌され、骨盤周囲の靭帯がゆるみます。
その結果、骨盤が広がったり傾いたりしやすい状態になります。
また骨盤周囲の筋肉全体が妊娠によって負荷がかかり続けて緩むことも、骨盤のゆがみに影響します。
さらに、産後は
抱っこや授乳での前かがみ姿勢
睡眠不足や育児ストレス
運動不足による筋力低下
などが重なり、骨盤が「ゆがんだまま固定されてしまう」ケースも多いです。
ゆがみを放置するとどうなるの?
骨盤のゆがみは見た目だけでなく、体のさまざまな不調につながります。
・腰痛、股関節痛、恥骨痛
骨盤の左右差が大きくなると、腰や股関節に負担が集中。
「座っているだけで腰がつらい」「歩くと恥骨が痛む」といった症状が出やすくなります。
・姿勢の崩れ(猫背、巻き肩、反り腰など)
骨盤の傾きが変わると、背骨のカーブも崩れます。肩こりや首こり、頭痛につながることも。
・体形の崩れ(ぽっこりお腹・下半身太りなど)
骨盤周囲の筋肉の緩みにより内臓の位置が下がり、代謝が低下。
「産後太りが戻らない」「お尻が大きくなった」と感じやすくなります。
・自律神経の乱れ・疲れやすさ
骨盤周囲の筋肉が緊張すると、血流やリンパの流れが悪くなり、
冷え・むくみ・便秘・イライラなどの不調が出やすくなります。
産後の骨盤ケア、いつから始める?
一般的には、産後1〜2か月ごろから少しずつ始めるのがおすすめです。
(帝王切開の方は、傷の回復を確認してから)
最初は無理せず、
骨盤を安定させる軽いストレッチ
正しい姿勢を意識した座り方・立ち方
からスタートしましょう。
理学療法士の整体でできること
理学療法士による産後整体では、
骨盤まわりの緩みとコリの筋肉バランスを整える
呼吸や姿勢を改善して“ゆがみにくい体”を作る
日常生活での動作(抱っこ・授乳姿勢など)のアドバイス
といったアプローチで、根本的な回復を目指します。
一時的な矯正ではなく、身体の使い方を整えることが大切です。
**筋肉と関節のプロ理学療法士のリロット整体院**
最寄り駅:流山市初石駅徒歩1分
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