
産後のケアはいつから?
2025年10月07日 16:20
出産後、「骨盤が歪んでいる気がする」「体型が戻らない」「腰痛が続く」「尿漏れがある」「姿勢が悪くなった気がする」
そんなお悩みを感じていませんか?
実は、産後の骨盤まわりはホルモンの影響や出産妊娠の負荷により大きく変化しており、ケアのタイミングがとても大切です。
今回は「産後の骨盤調整はいつから受けるべきか」について、理学療法士の視点から解説します。
産後に骨盤が歪む理由
出産時、赤ちゃんが産道を通りやすくするために、体内で「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
このホルモンによって、骨盤や関節をつなぐ靭帯が一時的にゆるみます。
その結果、
骨盤が開いたまま戻りにくい
筋肉が支えを失って姿勢が崩れる
腰痛や恥骨痛、股関節の違和感が出る
骨盤周囲の筋肉が妊娠でお腹が大きくなることで緩む
といったトラブルが起きやすくなります。
産後整体・骨盤調整はいつから受けていい?
一般的な目安としては以下の通りです。
自然分娩の場合:産後1か月以降
1か月健診で「運動を再開しても大丈夫」と医師から許可が出てからが安心です。帝王切開の場合:産後1ヵ月以降で帝王切開の痛みが落ち着いてから
傷口やお腹の回復に個人差があるため、焦らず様子を見ましょう。
理学療法士が考える産後ケアの「ベストタイミング」
骨盤まわりの靭帯がゆるみ、筋肉の再教育が必要な時期
産後1ヵ月の産後スグから受けていただく事をおすすめします。
緩くなった骨盤の代わりに負荷を負っている周囲の関節や筋肉に痛みやハリが起きる前に受ける方がお体的に楽だからです。
ただ、時間が経っていてもケアはしっかりと受けられます。産後何年でも対象になりますのでぜひご相談ください。
産後ケア・産後整体の目的は「整える」+「支える」
骨盤を整えること自体はもちろん大切ですが、
理学療法士の視点では、次の2つを同時に行うことが重要です。
産後の姿勢を調整し関節や筋肉の状態を整えること
骨盤底筋・体幹まわりの筋肉を再教育すること
これによって、産後特有の腰痛・尿漏れ・ポッコリお腹などの予防にもつながります。
産後の体は、時間とともに自然に戻るものではなく、「整えていくもの」です。
骨盤が安定してくる産後1か月以降、体調に合わせて産後ケアを受けることが必要です。
理学療法士による安全で専門的な整体では、
骨盤を“締める”だけでなく、“支える力”を取り戻すサポートを行います。
出産を頑張った体をしっかりとケアし、快適な毎日を取り戻すお手伝いをさせてください。
**筋肉と関節のプロ理学療法士のリロット整体院**
最寄り駅:流山市初石駅徒歩1分
ご相談の多い疾患
:腰痛/膝の痛み/肩こり/頭痛/首コリ/姿勢不良/猫背/肩こり/坐骨神経痛/椎間板ヘルニア/ぎっくり腰/脊柱管狭窄症/四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)/反り腰/産後の骨盤調整/産後の体形の崩れ/ポッコリお腹/骨盤の歪み/変形性膝関節症/変形性股関節症/疲労/冷え性/むくみ